OLAF in ハワイ(’10/10/1 コッキー・フロッグ<coqui frog>君のお見送り)

今日でヒロ滞在は終わり。
午前の便でホノルルへ戻る。

今回はヒロで雨に降られなかった。
毎日ジンジンする太陽に照らされ続けた。
でも、『コッキー、コッキー』聞き方によっては『ポッピッ、ポッピッ』が一晩中聞こえている。
こんな乾燥をしている中でも蛙は元気なのだ。
その声の主コッキー蛙クンがお見送りに現れてくれた。


10月1日

朝、ホテルの庭でコーヒーを飲んでいると、庭の葉がチョコっと揺れた。
「何だろうと」と目を凝らした見てみると蛙が葉にとまっている。
小さな蛙だ。
ネットで調べてみるとやはりコッキー・フロッグだった。
鳴いている時に捜しに行くと直ぐ鳴きやんでしまう要人深い蛙なのに。
見送りに現れてくれたに違いない。
『有難う、蛙クン』
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傍によって、写真を撮る。
これより近づいたらピョンと跳ねて何処かへ行ってしまった。
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ネットによると中々大変な蛙の様だ。

国際自然保護連合(IUCN)が定めた「世界の侵略的外来種ワースト100 (100 of the World's Worst Invasive Alien Speicies)」に選定された蛙なのだ。

そもそもハワイには、いなかった生物で、1988年くらいにプエルトリコからハワイに侵入したそうだ。
ヘビなどの天敵もいないし、気候も合うしで、あっという間に広まってしまった。

ハワイとプエルトリコの関係は意外と深いのだそうだ。
19世紀中頃は砂糖産業隆盛期。
プエルト・リコやキューバなど、カリブの島々もこぞって砂糖を生産し始めた。
1898年プエルト・リコはスペインからアメリカに割譲された。
翌99年に大ハリケーンがカリブを襲い、プエルト・リコのプランテーションも大打撃を受けた。
この影響で世界中で砂糖が不足。
当時ハワイとプエルト・リコはアメリカの占領下。
ハワイのプランテーションは、砂糖農家で働いた経験はあるけれど失業してしまったプエルト・リコの人々を大幅に雇い入れることになった。
そんなわけで1900年に最初の移民がプエルト・リコからハワイにやってきたのだ。
その時この蛙クンも移民して来たようだ? 

今ではビッグ・アイランドに一番多く繁殖し、現在1エーカー(約4047㎡)に10,000匹が生息する大コロニーを形成するまでに。
ちなみにこの生息密度はプエルト・リコの倍くらいだそうだ。

この蛙は鳴き声がうるさいことで有名で、求愛の際オスの「コーキー」という鳴き声は、90デシベルもあるそうだ。
このボリュームは芝刈り機に相当するそうな。

こんな騒ぎまで起こっていた。

ハワイ島のマウナ州立公園が来月2006年3月6日〜10日まで一時的に閉鎖された。
理由はなんとカエル駆除。
Coqui frogが増え続けてしまい、ハワイ原産?の鳥などに影響が出てきている。
更に、その独特の鳴き声によって、住民の生活にも悪影響をもたらしているのだとか。


オアフ島でもこんな記事が新聞を騒がしたそうです。

今年2月末にどこからともなくオアフ島マノアの住宅街に、1匹のコッキーのオスがたどり着き、ラカ・プレイスさんという若い大工さん家の裏庭に住み着いた。
プレイス氏は数週間の眠れぬ夜を過ごし、市に駆除をお願いした。
とうとう3月10日、農務局職員が捕獲に成功。
この蛙の体長は500円玉より小さく、夕方から夜に活動するので、捕獲は困難を極めたそうですが、見事、捕まえたそうだ。


そう言えば、このホテルのバスルームに耳栓が置いてある。
「蛙の声が気になる人はどうぞ!」なのかな?

このカエル、オタマジャクシにはならなくて、卵からそのままカエルになるそうだ。
やはり変な蛙なんですかネ~~~~。

チョットかわいい顔をしているのにこれ程邪魔にされているなんて知らなかった。

またヒロに遊びに来た時には会いに来てね!
それまで、さようなら!
バイバイ。