OLAFの京都滞在(’14年1月5日 城南宮の釿始式<ちょうなしき>)

城南宮で、釿始式が神楽殿で12:00に行われる。
こんなネットの記事を見て早速カメラ片手に出かけた。
城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関に当たる交通の要衝であり、また鴨川と桂川に臨む景勝地でもありました。
やがて貴族の別荘が建てられるようになり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を造営して院政を開始されたのです。
上皇の御所や御堂、また貴族の御殿などの建物が建ち並び、人々が行き交う様子は「都遷りのようである」とその賑わいがたとえられています。
こうして白河・鳥羽・後白河・後鳥羽上皇と4代150年にわたり政治・文化の中心となり副都心の賑わいを見せたのです。
此処は以前、城南宮の火焚祭りを見に来たことがあります。
(記録)
http://olaf-mama.at.webry.info/200911/article_15.html
今日の釿始式は初めて見る行事で楽しみだ。


12時からと言う事で11時に城南宮に到着した。
昨日の蹴鞠初めと違ってそんなに混む事は無いだろう。
鳥居を潜って城南宮境内へ。
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釿始式は建築部材に飾りつけをし,酒や食物を供え,祈禱や祝辞を捧げ,式後に祝宴を行う儀式です。
これらの儀式は建築工事の安全を祈るだけでなく,建築の永続,ひいては建築主である家族や共同体の将来の幸福を祈るという意味が含まれている。
建築儀礼は新築工事だけでなく,屋根の葺替えや住居の移転の機会にも行われると言う。
神楽殿前に道具箱や御木が置かれ、準備は整っていた。
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宮大工さんの匠が勢揃いしました。
独特の烏帽子姿です。
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入場です。
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祝詞奏上です:
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引き続いて釿の儀として、鋸の儀、墨矩の儀(すみかねのぎ)墨打の儀(すみうちのぎ)手斧打の儀(ちょうなうちのぎ)槍鉋の儀が行われそれぞれ、鋸を使って両側を切り落とす所作、曲尺を使って材木の寸法をとる所作、墨壷の糸を繰り出して線を引く所作、手斧を使って材木を削る所作、槍鉋を使って表面を仕上げる所作を行います。
鋸の儀。
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墨矩の儀(すみかねのぎ)。
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墨打の儀(すみうちのぎ)。
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手斧打の儀(ちょうなうちのぎ)。
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槍鉋の儀。
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式が終わったあと御木を眺めると手斧でついた跡が残っていた。
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なかなか、面白い行事を見た。
こんな行事があるのもまるで知らなかった。

道具箱にはこれほど色々な工具が入っていたのにも驚いた。
玉手箱の如く次から次へと工具が出てきた。

出てきた匠は、本物の宮大工さんの様だ。
凄い名誉な事なのだろう。
どうか、頑張って下さい。