OLAF in 青もみじの京都 (’11年5月15日 ”葵祭”路頭の儀を見に行く)

今回の青もみじ京都訪問のメイン行事の一つ、京都三大祭のひとつで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られている葵祭を見に行った。
賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社の例祭で、5月15日に行われる。
古くは賀茂祭、または北の祭りとも称し、平安中期の貴族の間では、単に「祭り」と言えば葵祭のことをさすほど有名であった。
賀茂祭が葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代の1694年(元禄7)に祭が再興されてのち、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになって、この名があるとされる。
この祭の見どころは路頭の儀(行列)で、勅使をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発する。
総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台の風雅な王朝行列が、遠く東山や北山の峰々を眺望しながら下鴨神社へ、さらに上賀茂神社へ向かう。その道のりは約8キロにもおよぶ。


早く見ようと京都御苑の建礼門近くに場所をとる。
日曜日と言う事もあり人はかなり沢山出ている。
10時半、出発と言う事で9時45分頃シートを敷いて場所をとる。
何処で写真をとって良いか分らない時は報道関係の撮影部隊がいる近くに場所をとるのが常道。
日陰にもなっていて良い場所に座る事が出来た。

いよいよ、行列がスタート。

行列は、本列と斎王代列に大別され、本列は勅使を中心にした列、斎王代列は女人列といわれ斎王代を中心にした列である。

まずは、本列がやってくる。


乗尻(のりじり)
行列を先導する騎馬で左右各3騎。
上賀茂の競べ馬の騎手が務める。
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検非違使尉(けびいしのじょう)
平安京の警察であった検非違使の役人とその従者。
舎人の引く馬に騎乗し、下役を率いて行列の警備にあたる。
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検非違使志(けびいしのさかん)
看督長(かどのおさ)、火長(かちょう)、如木(にょぼく)、白丁(はくちょう)など下役を率いて行列の警備にあたる。
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山城使(やましろつかい)
山城国を治めていた山城使およびその従者たち。
賀茂の両社とも洛外になるので、山城の国司の管轄区域に なるため督護の任につく。
舎人が馬の口を取り、雑色(ぞうしき)、取物舎人(とりものとねり)などを従えて行く。
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御幣櫃(ごへいびつ)
賀茂両社の神前に供える御幣物を納めた櫃で、白木の唐櫃に注連縄をかけ、白丁にかつがれてゆく。
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内蔵寮史生(くらりょうのししょう)
内蔵寮の役人で、御幣物を管理している。
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牛車(ぎっしゃ)
御所車といわれ、勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせる。牛童(うしわらわ)、車方、大工職などの車役が、替え牛とともに従う。
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替え牛。
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舞人(まいうど)・和琴(わごん)
近衛府の五位の武官で、歌舞の堪能者がこの日の舞人を勤める。6人が騎乗でお供する。
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勅使(ちょくし)
天皇の使いで、行列中の最高位者。四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われる。
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随身(ずいしん)
勅使の警護役
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牽馬(ひきうま)
勅使の替馬
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内蔵使(くらづかい)
勅使が神前で奏上する御祭文を奉持している。
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風流傘(ふうりゅうかさ)
牡丹や杜若など季節の花(造花)を飾り付けた大傘。
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風流傘(ふうりゅうかさ)
本列の最後を行く大傘。
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本列に続き斎王列が来た。

命婦(みょうぶ)
小桂(こうちき)を着用する高級女官。
花傘をさしかける。
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女嬬(にょじゅ)
食事をつかさどる女官。
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斎王代(さいおうだい)
かつて未婚の内親王が務めていたが、現在は京都在住の未婚女性から選ばれる。
豪華な十二単衣の重さは30キロもある。
乗っている腰輿(およよ)は四方が開放され御簾(みす)が取り付けてあるので、四方輿ともいう。
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駒女(むなのりおんな)
斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、騎馬で参向するのでその名がある。
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蔵人所陪従(くろうどどころべいしゅう)
斎院の物品、会計をつかさどる蔵人所の、雅楽を演奏する文官で、それぞれ楽器を持っている。
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牛車(ぎっしゃ)
斎王の牛車で俗に女房車。この牛車には、葵と桂のほか桜と橘の飾りがつく。
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京都新聞に以下の様な記事が載っていた。

”葵祭、行列1回の運営費は2900万円”

あす15日、葵祭が行われる。平安時代の様式美が観客を魅了する行列の運営には、1回で約2900万円の費用がかかる。
行政からの補助金と京都企業の寄付で大半を賄うが、優雅な舞台の裏では、関係者は景気の動向や天気に気をもみながら、やりくりしている。
行列は京都府や京都市、京都商工会議所などで組織する協賛会が費用を出し、旧公家などでつくる葵祭行列保存会が運営する。
協賛会の今年の予算は2890万円。
府と市が補助金を520万円ずつ出し、京商が会員企業から募る分として560万円が割り当てられている。
市観光協会、市文化観光資源保護財団、上賀茂神社、下鴨神社なども補助金や会費を負担している。

大変な金額が掛かるものだ。

見学時間はほぼ1時間。
立って見ていたがやはり疲れた。
平安の絵巻を見ている様な気分になった。

お安い?
お高い?


人出は8万人だったとか!