OLAF in 青もみじの京都 (’11年5月12日 雨の大覚寺で写経をする)

毎年京都は”桜の季節、紅葉の季節、真夏の季節(祇園祭から八朔の頃)を楽しむ”と決めている。
今年も、3月30日から4月7日まで桜の京都を楽しんで東京へ帰った。
残念ながら今年は季節が遅れていて仁和寺の桜等満開を見る事が出来なかった。
東日本大地震の自粛モードで観光客のいないガラガラな京都を体験し、驚きだった。
最初の頃はとても寒く春の京都と言う感じではなかった。
そんな折、ネットで見た
『あざやかな新緑が薫る、爽やかな初夏の京都。
”青もみじ”とも呼ばれる、生き生きとした新緑に包まれた初夏ならではの京都散策を楽しみませんか?』
と言う文字に心魅かれた。

”青もみじ”

辞書でひくと”まだ紅葉しないカエデ”と出てくるが単に新緑という言葉からは感じられない初夏の京都を感じさせる言葉ではないか!
紅葉したカエデは何回も見て、その美しさに魅了されているが今回は今迄に来た事の無い5月に新緑のカエデ”青もみじ”を楽しみに京都へ来てみた。


京都へ到着したのは11日夕方。
熱帯低気圧に変わった台風1号の影響で雨の京都へ入る事になった。
京都駅は修学旅行生がチラホラで観光客は少なそうだ。

明けて、12日。
今日も朝から雨。
雨の中の”青もみじ”散策も良いが、時間はゆっくりあるので「大覚寺へ行って、写経をする。」事にした。
雨の日はお寺でゆっくりと仏像に向き合うのも良いが、今日は写経へ行く。

(今年の春4月の写経。)

http://olaf-mama.at.webry.info/201104/article_2.html

バスで大覚寺まで。
途中、渡月橋を通るが雨で増水した大堰川。
こんな景色は’09年の夏に来た時以来だ。

(濁流の大堰川。)

http://olaf-mama.at.webry.info/200908/article_4.html

5月15日には”車折神社・三船祭”が予定されていると言う。
ネットでは、
「緑薫る嵐山公園、大堰川の川面 では竜頭船(管弦楽)、詩歌船、歌謡船、流扇船など20数隻(多い時は30隻)の華麗な王朝船遊び。
まるで平安の時代絵巻の中にいるかのような優雅さです。
見学には大堰川東岸のホテル嵐亭近くがおすすめです。
船は20数隻なのに、「三船祭」と呼ばれるのは、その昔白河天皇が行幸の折、和歌・漢詩・奏楽に長じたものを3隻の船に乗せて船遊びを楽しんだ故事からきています。
車折神社の例祭。」

是非見てみたいが、この状態でそんな優雅なお祭りが出来るのか心配だ。

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大覚寺へ到着する。
雨の大覚寺は、緑が綺麗だ。
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屋根の瓦も雨に濡れていて黒々と見える。
松も芽が大きく伸びている。
凄い生命力を感じる。
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雨に濡れた苔の庭。
しっとりしていて美しい。
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落ちた椿の赤が美しい。
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砂も雨に濡れていて独特の雰囲気を醸し出している。
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雨に濡れた広沢の池に突き出した広縁。
池の水も増えている様に見える。
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広縁の傍の”青もみじ”が美しい。

若葉、青葉の萌えたつ色彩ほど美しいものはない。
初夏の陽光に煌めく新葉の瑞々しさ、京都の優しい雨に打たれてさえ、かすかに葉を揺らす頼りなげな風情。
その若葉が日を追って成長し、青葉を茂らせる季節。
楓は、新緑と紅葉と二度の美しさを提供してくれると同時に、初夏から晩秋へ季節の移ろいの見事さを告げてくれる。
新しい美しさを発見する京都の青もみじ風景。
巡る季節を楽しみ、そこに至上の美を見いだす風雅な世界。
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よく見ると、カエデの葉に赤い羽根が見える。
住職によると「これは種です。
紅葉の頃になると、竹トンボの様にくるくる回りながら飛んでいきます。」
との事だ。
カエデにこの様な種が出来る事は知らなかった。
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写経道場は団体さんが入っていて騒がしかった。
写経の日は沢山の人が写経をしているが凄く静かだ。
何時もの様に、心を落ち着けて写経をする。
字は上手くないが無事終了。
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功徳賞を頂く。
写経の会に入っているので一年間に何巻写経をしたかによって賞を頂ける。
昨年も2~3回は写経をした。
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毎月1の付く写経の会では写経うどんが振舞われるが、それ以外の日はうどんは食べられないそうだ。
振舞われる食堂は「社員食堂」で、一般の人はお金を出しても食べられないそうだ。
美味しかったのに!
残念!
雨の中のお寺散策は諦めて、四条へ帰ってお昼ご飯にしましょう。