OLAF in 青もみじの京都 (’11年5月19日 修学院離宮見学②)

(前ブログからの続き。)

下御茶屋、中御茶屋の見学を終えいよいよ次の上御茶屋へ行く。
松並木の中を歩きながら、周りの田圃、畑の姿を眺める。
心安らぐ眺めだ。
青もみじの季節は素晴らしい。
京都は今が一番の季節だ。
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上御茶屋の入口に門が立っている。
松並木の道から上離宮に入るところにあるこけら葺きの御成門(おなりもん)です。
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御幸門から石段を上った離宮内の最高所に隣雲亭が建つ。
疲れが足にきているのに又登るの?
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ここまで登ると、急に展望が開け、眼下に浴龍池、遠方に借景の山々を望む壮大な風景が広がる。
青もみじが美しい。
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ピンクの種の竹トンボが良いもんだ。
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軒下の三和土(たたき)には赤と黒の小石が埋め込まれ「一二三石(ひふみいし)」と呼ばれている。
とても簡単な装飾なのだが、隣雲亭が質素なためか、映えて見える。
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庭園が心和ます。
良い季節に京都を散策できる幸せ!
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隣雲亭の丘を下りきると、どこからか水の流れる音がしてきます。
この滝の音でした。
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隣雲亭の丘を降りて、浴龍池を左手に見ながら歩きます。
浴龍池には、三つの橋が架かっています。
これは、中島をつなぐ千歳橋(ちとせばし)です。
修学院離宮が造園されたときよりも、後の時代に追加で作られた橋とのことです。
順路に含まれていないので、渡ることはできません。
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この橋は、窮すい亭が建つ中島に架かっている楓橋です。
長さ二間あまりの欄干の上にある板橋で、名前のとおり、秋には周囲が楓の紅葉で美しく染まります。
今は青もみじで最高の美しさです。
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浴龍池の中島に建つのが、窮すい亭という茶室です。
後水尾上皇の自筆とのことです。
窮すい亭は、こけら葺きの四角形の建物で、一八畳の大広間一間となっています。
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上皇の船遊びのための船を収納する御船宿(おふなやどり)です。
今泊まっているのは、質素な船ですが、かつては屋形船だったといいます。
その船に乗って、優雅に浴龍池で遊覧していたのかな?
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池の周りは青もみじ一色です。
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池を一周して、御成門を通り松並木を歩く、ふり向くと浴龍池の大刈込が見えた。
谷川を堰き止めて浴龍池を造った土堤に石垣で四段に土留めをし、その石積みを目隠しする為に数十種類の常緑樹を混植した生垣である。
庭師2名が先輩から受け継いで、手刈りで丸や四角に刈り込んで、色々な色が出ているのが特徴だそうである。手刈りの生垣が離宮の特徴の一つでもある。
下離宮に戻り、参観は終了しました。
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始めて見学した修学院離宮。
さすがに素晴らしい眺めの連続だった。
紅葉の頃が最高と言うが、今の青もみじの季節が最高だと思う。

平安貴族の生活の中に当たり前に取り入れられていた眺め、感情が羨ましく感じられる。
貴族の生活、源氏物語が蘇ってくる。