OLAF in 春の京都 (’11年4月2日 松尾大社例祭・梅宮大社・祇園白川・丸山公園)

お酒の神様で知られる松尾大社は「洛西の大社」で、京都内でも最古の神社の一つ。
平安京遷都後は 賀茂社(上賀茂神社と下鴨神社の総称)とともに皇朝鎮護の神として朝廷からも厚く崇敬されてきました。
洛西の春の先陣を切って開かれる例祭は、松尾大社の一年の行事のなかでも最も重要なお祭です。
例年、午前10時頃から祭典が始まり、 能や狂言の奉納などが行われ、境内は、厳かながらも雅やかな趣に包まれます。

こんな記事に誘われて松尾大社に行く事にした。


阪急電車で桂乗り換え、松尾大社で下車。
何回も来ているが例祭は初めて。

松尾大社例祭は酒の神様を祀る社で、資料館等もある。
山門をくぐる。
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さすがにお酒を祭る神社だ。
酒樽が奉納されている。
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お参りをしている人もひっきりなし。
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桜はほとんど無い。
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「狂言の奉納がある。」と言うので社務所で聞いてみる。
参集殿の2Fで行われると言う事だ。
今は式典の最中で中には入れないと言う事だ。
「11時半になったら此処へ来て下さい。」
「料金は?」
「氏子さん中心の行事等で一般の方は無料です。」
との事。
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2Fにあがって行くと直ぐに開始。
氏子さんが式典の後でその場所で演じられる。
能舞台等があるわけではない。
最初は、

狂言「伯母ヶ酒」。
酒屋を営む伯母はしわいな人(けち)でありまだ甥に酒を振舞ったことがない。
ある日、今度こそ酒にありつこうと甥は伯母の家を訪ねるが、どう頼んでもまんまと断られる。
甥はふと名案を思いつき、帰り際にこのあたりには恐ろしい鬼が出るので気を付けるように、と親切ごかしに脅かす。
いったん帰る振りをした甥は鬼の面をかぶって引き返し、恐れおののく伯母を尻目に蔵に入り込み存分に酒を飲むが、酔いが回って寝込んだところを伯母に正体を見破られ、ほうほうの体で逃げていく。

軽妙なやり取りだ。
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使用している面は、狂言面「武悪」。
鬼の相を表すが、能面「べし見」などとは違いどことなくユーモラスさがある。
鬼狂言では能の面と同じく、幕のこちら側で外されることはないが、「伯母ヶ酒」では小道具として使用され、酒を飲むのに一々取り外すのに面倒になった甥は膝にかけて伯母の方に向けたりもしていて面白い。
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仕舞は高砂、羽衣、猩々と続いた。

猩々は場所は中国潯陽の里。
そこに住む親孝行な高風という人物は、夢のお告げに従って市で酒を売って栄える。
高風の店には毎日、いくら酒を飲んでも酔わない老人が通っていた。
高風が不思議に思い名を尋ねると、老人は潯陽の海中に住む猩々と名乗った。彼こそが夢のお告げをした者なのであった。
高風は酒の準備をして美しい月夜に潯陽の岬へ出向いた。
やがて猩々は海から浮かび上がり酒を飲んで舞を舞うと、減ることも変わることもない、酒を満たした壺を高風に授ける。
そして猩々は再び潯陽の海へと消えていくのであった
と言った内容だ。
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最後はまた狂言『飛越』。
お茶会に行くことがあるなら誘ってくれと新発意(しんぱち:出家して間もない少年)から声をかけられていた檀家。
二人してお茶会に向かう道中、小さな川を飛び越えて渡らねばなりません。
檀家はサクッと飛び越えられるのですが、新発意は走ったり、目を閉じたりしてチャレンジしますがぜんぜんダメ。
お茶会までの時間がないのでシビレを切らした檀家、一緒に飛ぼうと誘い、自分は飛び越えますが、新発意は檀家から離れてしまい、川に落ち、ずぶ濡れに。
濡れ鼠のようだとからかった檀家にキレた新発意、前に檀家が相撲をとって、小さな力士あいてに情けない負け方をしたことを指摘し、返り討ちにします。
今度は檀家がキレて、だったら相撲で決着を着けよう!ということに。
ところが新発意、意外とやり手で、檀家を相撲で負かして、
高らかに笑いながら勝ち逃げ!
檀家は相撲は3番取るものだ!とあわてて追いかけていきます。
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さすがにお酒を祭ってある神社だ。
お酒にまつわる狂言、仕舞が多い。
氏子さんはこの後食事になるようだ。
一般の参観者は終了と同時に帰る事になった。
面白い例祭がある物だ。

松尾大社・御田祭を暑い最中に見に来た事がある。
色々な神事が行われる神社だ。
(ブログ)

http://olaf-mama.at.webry.info/200807/article_21.html

阪急の反対側に梅宮大社がある。
ここも、酒造守護だ。
大山祗神を特に酒解の神と醸造の御神徳を讃えておまつり申し上げ、木花咲耶姫命を酒解子神、瓊ヶ杵尊を大若子神、彦火火出見尊が小若子神と、醸造酒解の御神徳を讃えてのその御神号として御祀り申し上げてあるのは、日本書紀に名高い木花咲耶姫命が彦火火出見尊を御安産になったのを御喜びになった大山祗神が、狭名田(サナダ)の茂穂で天甜酒(アメノタムサケ)を醸み造って天神地祓にお供えになった事に始まる日本酒醸造の始まりの神話による御神徳を讃えて、特に酒解の御神号を捧げ奉り、御同座の神々も醸造に縁のある御神号を捧げ奉って御祭りしてあるのは、この梅宮大社ただ一社だけであります。
これ故に古来より全国酒造家の尊崇をお受けになって各地の酒造に御祭りされております。
山門に沢山の酒樽が奉納されている。
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桜は一本だけ咲いていた。
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子宝の石 ”またげ石”。
神域の奥、本殿の横に鎮座する神秘的な石で、またぐと子宝に恵まれるといわれています。
詳しい由来は残念ながら定かではありませんが、御祭神の一柱である檀林皇后がまたがれたところ、速やかに皇子(後の仁明天皇)を授かったと伝えられ、以来血脈相続の石として信仰されています。
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四条まで帰って来て、祇園白川へ。
桜は咲き始めていて人も沢山いる。
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白川沿いの桜は綺麗だった。
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京都祇園白川「かにかくに」の歌碑の傍に綺麗な桜が咲いていた。
京都・祇園を愛し、歌に詠んだ歌人、吉井勇をしのぶ歌碑。
吉井勇は、東京生まれで、北原白秋らとともに活躍。晩年を京都で過ごした。
「かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる」という歌が刻まれた歌碑。
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巽橋のそばで、舞妓さんが写真を撮られていた。
写させてもらう。
ここに、舞妓さんは良く似合う。
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今日の最後は、円山公園の祇園枝垂桜を見に行く。

’09年の3月30日の祇園枝垂れ桜は満開の状態だった。

(ブログ)

http://olaf-mama.at.webry.info/200904/article_2.html

今年は未だ未だだ。
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鷺がとまっていた。
何時も鴨川にいる鷺か?
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お花見をしているが桜は未だの様だ。
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今日は暖かかったが夕方になって冷えてきた。
桜は当分駄目か?