OLAF in 京都 (’09/08/7 六道参りと五条坂陶器市見物)

我が家のお盆は、関東なので7月です。
仏壇に”きゅうりの馬”と”茄子の牛”を飾り、迎え火を焚きます。
来る時は”きゅうりの馬”で急いできてもらい、送り火を焚く時は”茄子の牛”でゆっくり帰ってもらいます。
京都はお盆の行事は関東とは違い歴史と文化を感じさせられます。
それが六道参りです。
今年もその行事を感じたくて、”六道珍皇寺”へ行ってきました。


京都のお盆は六道珍皇寺の迎えの鐘で始まります。
この寺が平安京の葬送地、鳥辺野(とりべの)の入口に位置していたことから、 ここが六道の辻と考えられています。
毎年8月7日から10日までの間、「迎え鐘」を鳴らすことにより精霊がこの世に甦ってくると信じられています。
六道というのは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の6つ冥界のことです。
画像

道は混雑してます。
露店ではお盆のお供えを売ってます。
関東では見かけないお供えです。
画像

盆菓子なるものも売ってました。
画像

六道珍皇寺です。
画像

参道に並んだ露店で「高野槙(こうやまき)」を買い求めます。
これは精霊が槙の葉に乗って冥土から戻ってくると信じられているからです。
画像

六道の辻です。
画像

本堂の前でお坊さんにご先祖様の戒名・俗名を水塔婆に書いてもらいます。
それからご先祖様が道を間違えずに帰って来れるように迎え鐘を2回撞いて、そのあと線香の煙で水塔婆を浄めます。
画像

「迎え鐘」です。
外からは鐘の姿が見えません。
この鐘の音は、冥界まで届くんだそうです。
沢山の人が行列して鐘を鳴らしていきます。
突くのではなく紐を引いて鐘を鳴らしてます。
画像

画像

その水塔婆は五百体もの石仏が並ぶ前において高野槙で水をかけて回向をし、その場に納めます。
これは喉が渇かぬようにとのご先祖様への心配りなのかも知れません。
家へ持ち帰った高野槙は、お盆の間、蓮の花などとともに仏壇にお供えするのが習わしです。
画像


夏の風物詩・五条坂の陶器市が始まり、沢山の人で溢れ返えっています。
この陶器市は大正9年から行われていましたが、地方の窯元もだんだん自然発生的に京都に集まりだし全国で一番大きい規模になっているそうです。
五条通りをはさんで北側は伝統的な京焼きを南側は若手の陶芸家や個性豊かな作品が多く並んでいて、今年は全部で500店も出ているそうです。
画像

画像

画像

こんなにモダンな焼き物も出てます。
画像

可愛らしい猫の焼き物もありました。
画像


京都の人々は、こんなに身近にお先祖様を感じているんだな~~~。
これが歴史と文化なんだろうな。
関東では感じられないお盆でした。