OLAF in 京都 (’09/08/06 釘抜地蔵)

正式名称は石像寺といいますが、釘抜地蔵という通称で有名なお寺です。
人々の苦しみを抜き取るお地蔵様です。

釘抜地蔵と呼ばれる様になったのは、次のことに由来しています。
京都で有数の大商人であった紀伊国屋道林という人が、何事もないのに両手がとても痛み、色々と治療をしましたが効果がないので、霊験あらたかだと評判の苦抜地蔵にお参りして願掛けをしました。
すると、道林の夢の中でお地蔵様が「汝のこの度の痛みは病ではなく、汝が前世で人を恨み人形の両手に八寸の釘を打ち呪った事がある為に、その罪がかえり苦しみを受けているのだ。
汝が祈り救いを求めたので、私が神通力をもって昔の恨みの釘を抜き取ろう。
これを見よ」と2本の釘を指し示します。
道林が夢からさめてみると、両手の痛みがたちどころに治っています。
急いで苦抜地蔵へお参りに行くと、何と、地蔵菩薩像の前に朱に染まった2本の八寸釘がありました。
道林はそれより100日の間日参し、その御恩の万分の一にもと感謝の気持ちを捧げたと伝えられています。
その頃よりこのお地蔵様は釘抜地蔵と呼ばれる様になりました。


このお地蔵様は京都滞在で何時もお世話になる京都ステイクラブMiyabiさんのブログで知りました。

http://kyotostayclub.seesaa.net/article/124746576.html

市バス206系に乗って千本上立売下車すぐの所にありました。
東京ではオバアチャンの原宿、巣鴨の「とげ抜き地蔵」が有名です。
京都ではこの石像寺の「釘抜き地蔵」が有名の様です。
所変わればとげからに変わるのは面白いですネ!
道路に面して入り口が有りました。
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大きな釘抜きと釘が置かれていました。
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地蔵堂の前にも釘抜きと釘が祀られています。
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願いごとが叶い、お礼参りに来られた方は絵馬を奉納されますが、この絵馬は通常の絵馬とは少し違っていて、絵ではなく本物の釘抜きと釘が付けられています。
本尊のある地蔵堂の外壁は珍しい釘抜きと釘の絵馬によって隙間無く埋めつくされていて、御利益の程が伺えます。
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雨風にうたれ墨が消えてしまった古い絵馬も掛かっていました。
歴史を感じさせられました。
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近隣の方や遠方から来られた参拝の方が絶え無いようです。
境内は常に穏やかな空気に包まれていて、どこかほっとする懐かしい気持ちになります。
お寺の方が用意したお茶が置かれていて、いつでも自由にお茶が飲める様になっていました。