OLAF’S Diary in 京都 (’09/3/25 銀閣寺・哲学の道・永観堂・インクライン)

寒い日が続いているので、桜が満開になるには未だ時間がかかりそう。
天気予報によると、本日は雨模様という。
しかし、”銀閣寺”が”金閣寺”になっているという話を聞いて、銀閣寺方面の散策に出かける事にした。


傘を片手に雨に降られるのを覚悟で出かける。
まづは、噂の銀閣寺に行ってみる。
外国人を含め、人はそこそこに出ている。
銀閣寺に入ると噂の通りあの侘び寂びで有名な銀閣寺が金色に輝いているではないか!
画像


銀閣寺とは通称であり、正しくは東山慈照寺(トウザンジショウジ)とう。
室町幕府足利八代将軍義政公によって造営された山荘東山殿(ヒガシヤマデン)がそのルーツ。
義政公の没後、臨済禅宗の寺院となり義政公の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられた。
銀閣寺の名の由来は江戸時代、三代将軍義満公の造営による山荘北山殿の金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなった。

総門から中門まで長さ約50メートルの参道がある。
銀閣寺垣と呼ばれる竹垣で囲まれた細長い空間になっている。
画像

中門を入ると、庫裡がありその前は白砂が綺麗に掃き清められ、盛り上げられている。
画像

白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)と、波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)に浮かび上がる観音殿(銀閣・国宝)は、まさに平成の大改修工事中でした。
銀閣の屋根は、柿葺(コケラブキ)といって、サワラの薄い割板を3cmずつずらしながら
竹釘で止めていく工法になっているそうです。
その屋根の部分の葺き替えが終わり、今は真新しいサワラの薄板の色がそのまま出ていて金いろに光って見えるそうです。
半年もすれば、元の様に銀色に落ち着くそうです。
逆にいえば、めったに見られない珍しい光景を見られてラッキーということの様です。
画像

境内を散策路に従って散策します。
洗月泉が流れ落ちています。
錦鏡池南東端に落ちる滝で、山部山畔から流れ落ちる水を銀閣・東求堂のある下段の庭へ導いています。
画像

苔の庭が綺麗です。
良く手入れがされていて、青々としています。
画像

馬酔木(あせび)の花が咲いています。
スズランの様な形をした可愛らしい花です。
馬酔木の名は、馬が葉を食べれば苦しむという所からついた名前であるという。
可愛い花には毒が有るということか???
画像

お茶の井があります。
画像

天候は好転し、青空が出てきました。
気持ち良い散策になりました。
哲学の道を歩いて永観堂まで行きます。
哲学の道は、南は永観堂の北東方向の若王子神社あたりから始まり、北は銀閣寺まで続く疎水に沿った散歩道です。
京都疎水は明治時代の京都の一大事業として作られた人工の水路です。
哲学の道に流れている疎水は大津で取水されたあと長いトンネルを経て蹴上(けあげ)に到達します。
哲学の道は、疎水の西側に散歩用の石畳が敷かれ、桜が満開の頃は、桜のトンネルになるそうです。
今は未だ、桜はちらほら咲いている程度でした。
残念!
また、満開の頃に来るとするか・・・
画像

木によっては咲き始めています。
画像

画像

画像

疎水の岸辺の小手毬 (こでまり)が満開でした。
画像

永観堂へ到着しました。
「モミジの永観堂」という別名があるほど、紅葉の美しさで有名だそうです。
桜は期待できない??
中門から入ります。
画像

大玄関で靴を脱いでスリッパで各お堂などを見て回ります。
各お堂の間に中庭があり、美しい眺めです。
画像

唐門です。
白砂が美しい。
画像

珍しい高麗燈篭が立っていました。
画像

阿弥陀堂には、左に振り返った姿の顧阿弥陀「みかえり阿弥陀」として知られる永観堂禅林寺の本尊像が祭られていました。
更に進むと、臥龍廊という木製の周り階段の様な廊下がありました。
画像

数少ない桜の木がありチラホラ桜が咲いています。
画像

お堂内の拝観を終わり、多宝塔まで階段を上がります。
京都市内が一望でき、苦労して階段を上った価値がありました。
遠くには愛宕山が見えました。
画像

拝観を終えて、池の傍から上を見上げると先ほど上って来た多宝塔と傍の桜が綺麗でした。
画像

「琵琶湖疎水」に沿って琵琶湖疏水記念館へ行きます。
この疏水沿いに桜の名所があると言われていました。
綺麗な流れに沿って歩くと途中に満開の桜が数本ありました。
画像

琵琶湖疎水記念館の庭から噴水が見えました。
画像

この記念館から、インクラインを歩けます。
インクラインは,高低差のある蹴上の舟だまりと南禅寺の舟だまりを結ぶ傾斜地に上下2本のレールを敷き.艇架台により舟を運ぶ施設。
落差の大きい蹴上と伏見にはケーブルカーと同じ原理のインクラインが設置され、船を線路上の台車に載せて移動させたそうです。
その跡があります。
当時の舟運による交通事情が良く分かります。
いずれも,西欧技術が導入されて間もない当時,日本人のみの手で設計,施工されたもので,土木技術史上.極めて貴重なものであり,昭和58年7月1日に「疏水運河のうち水路閣及びインクライン」として京都市指定史跡に指定されています。
画像

画像

画像

画像

円山公園まで戻ってきました。
円山公園の象徴「祇園枝垂桜」が咲き始めていました。
19日の東山花灯路で見た時には、まだ咲いていませんでした。
これから、満開になるのに幾日かかるでしょうか?
楽しみです。
画像

画像

画像


期待して無かった天候も、晴れとなりいい散歩だった。
桜はまだ今一つだったが、満開の頃、桜のトンネルをもう一度歩いてみよう。
哲学の道で、住人のお婆さんが「昨日まで何も咲いていなかったのが、今日は咲き始めている。
満開になると人が多くなって、ここに住んでいる私などは表に出られなくなってしまう。
見物に来るなら朝早くなければダメよ。」と話してくれた。
祇園枝垂桜も咲き始めた。
もうじき満開だろう。
楽しみに待つ事にするか!