OLAFの新橋演舞場弥生花形歌舞伎歌舞伎見物(’09/03月)

OLAFは今年も新橋演舞場 弥生花形歌舞伎を見物に出かけた。
例年だと市川 右近さんはスーパー歌舞伎という形で、新橋演舞場に出ていたが、今年は弥生花形歌舞伎となっていた。
出しものは、猿之助十八番の内”獨道中五十三驛”(ひとりたびごじゅうさんつぎ)。
見所は、右近さんの十五役早替りと化け猫の宙乗りだ。


4時半開演。
4時過ぎに演舞場へ到着。
画像

画像

今日は二階席。
久し振りの演舞場の緞帳。
画像

未だ時間が早いので、空席が目立つ。
多分、始まる頃には満席になるであろう。
画像

いよいよ開演です。
画像


配役は

          お三実は猫の怪/江戸兵衛
       丁稚長吉/信濃屋お半/芸者雪野
   帯屋長右衛門/弁天小僧/土手の道哲  市川 右近
   女房お絹/鳶頭右之吉/雷/船頭澤七
鬼門の喜兵衛/土手のお六/由留木調之助

  丹波与八郎  市川 段治郎
  重の井姫/荵の方  市川 笑也
  弥次郎兵衛女房おやえ  市川 笑三郎
  喜多八女房おきち  市川 春猿
  石井半次郎  市川 弘太郎
  赤羽屋次郎作/赤星十三郎  市川 寿猿
  赤堀水右衛門/雲助逸平  市川 猿弥
  由井民部之助/十文字屋おもん  市川 門之助

序幕第一場には、”新橋演舞場芝居前の場”が付け加えられ、主だった役者さんが勢揃い。
舞台回し役の春猿さん、笑三郎さんがあらすじ、見所などを説明。
『右近さんは、初めの一時間ほどは出て来ませんが遊んでいるわけではありません。』等々。
軽妙なやり取りが楽しい。
これから始まる芝居の期待が膨らむ。

おきち役の春猿さん。
画像


説明によると、
京都を振り出しにした道中で、十五役早替り、化け猫の怪奇、海中や大滝での立ち廻りなど、次から次へと押し寄せる見せ場の連続だそうです。
由留木家(ゆるぎけ)に伝わる二つの家宝をめぐって、敵味方が追いつ追われつ、東海道五十三次の宿々を舞台に日本各地を東へ西へと駆けめぐります。
「東海道中膝栗毛」でおなじみの弥次さん喜多さんの女房”おやえ”(笑三郎さん)、”おきち”(春猿さん)もコミカルに登場。
やがて、目的地のお江戸日本橋も近くなります。
果たして無事に二つの家宝を取り戻し、この騒動を落着させることができるのでしょうか・・・
筋にはあまりこだわらず、大スペクタクルを楽しんで下さいとのこと。

画像

序幕のハイライトは岡崎・無量寺(むりょうじ)の場で、右近さん扮する化け猫が十二単(じゅうにひとえ)をまとって宙を飛びました。
昨年のスーパー歌舞伎”ヤマトタケル”では、真っ白な大きな鳥となって宙を飛んだ。
今年は、老化け猫の十二単姿で宙を飛ぶとは驚き。

http://olaf-mama.at.webry.info/200803/article_6.html

幕間になりました。
夕食は、予約をしておいたかべす茶屋でお蕎麦を食べる。
日本酒が旨い。
画像

演舞場の御土産屋さんを覗いてみる。
歌舞伎座より可愛らしい。
画像

画像

画像

二幕目。
画像


二幕目の見所は、大滝での立ち廻りです。
二十トンもの本水が降り注ぐ中でのダイナミックなアクションが展開されました。
大立ち廻りの中心、丹波与八郎役の段冶郎さん。
画像


大詰めの見所は、右近さんの”十五役早替り”です。
影武者がいて、一度に3人もの右近さんが舞台に登場したりして。
それと、様々な演目の色々な場面がパロディーとして登場しました。
“道哲”や“お六”、“弁天小僧”まで出てきました。
江戸兵衛役の右近さん。
画像


とにかく面白かった。
東海道の宿場、橋、海岸等のバックが今風の映画のように変わっていく。
現代風のスピードを歌舞伎で表現するとこうなるのか。
大道具さん達の苦労が見えたような気がした。
大スペクタクル、大活動の表現がぴったりした舞台だった。