OLAF in 新春浅草歌舞伎(‘09年1月)

1月19日、OLAFは恒例の新春浅草歌舞伎を見に行った。
今年で3回目になる浅草歌舞伎見物。
若手中心の歌舞伎で、これからの一枚看板の卵が見られ楽しい。

’08年の浅草歌舞伎見物ブログ
http://olaf-mama.at.webry.info/200801/article_13.html


お正月の雰囲気が残る浅草仲見世。
浅草は、平日の昼間にもかかわらず、修学旅行生、外国人、老人等で混んでいた。
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伝法院商店街に新しい人形が出現していた。
新聞記事によると、

’08年12月30日に、「知らざあ言って聞かせやしょう」の名台詞(ぜりふ)で知られる歌舞伎の「白浪五人男」を模した人形が、台東区浅草の「伝法院通り東商店会」にお目見えした。
白浪五人男は、東海道をまたにかけた大泥棒たち。
作者で幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎作家、河竹黙阿弥が同商店会近くに住んでいたことから、「町の歴史を伝えよう」と、景観の一部に人形を加えた。
五人の頭目、日本駄右衛門は、移動式の台座の上で見えを切りながら、通りに進入してくる車両などににらみを利かす。
女形の弁天小僧菊之助ら四人の人形はそれぞれ商店会のどこかに潜み、道行く人を見下ろしている。


「おーっと、こっから先は車は入っちゃいけねえよ」。
商店会中央で車両進入禁止ににらみを利かす日本駄右衛門の人形。
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弁天小僧菊之助は呉服の仲満、庇屋根の上から道行く人を見下ろしていました。
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後の4人は、今度来た時に探してみよう。
浅草寺のお参りをした後、公会堂へ。
歌舞伎が行われる浅草公会堂の前は、歌舞伎役者ののぼりや、こも樽が飾られ新春歌舞伎の雰囲気で盛り上がっていた。
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浅草公会堂の前には“スター広場”があり、ハリウッドのチャイニーズシアターと同じように、有名人の“手形”が飾られている。
松本幸四郎さんの手形。
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入場して即パンフを買う。
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若手役者さんのご贔屓筋からの花が、所狭しと飾られている。
ランの鉢が多い中で、緑の葉が目立つ洋風の花飾り。
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藤山直美さんからのラン。
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梅沢劇団からの盆栽型の飾り。
紅梅、白梅・・・・
和風の飾り物は、目立つ。
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いよいよ開演です。
いつもの緞帳。
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恒例のお年玉〈年始ご挨拶〉も、新春浅草歌舞伎ならではの楽しみです。
通常の歌舞伎では見られない、トークがあります。
昨年は、中村獅童さんでしたが、今年は市川男女蔵さんでした。
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『今年から、オメッチ~と呼んでもらおうと思っています。
私が”一、二、三”と言いますから、皆さん”オメッチ~””オメッチ~”と2回叫んで下さい。
皆さんと一体になれますし、楽屋の仲間も元気が出ます。
それでは、”一、二、三”はい”オメッチ~””オメッチ~”』が締めでした。
腰のそばで手を動かすこのふりは、何処かで、見たような聞いたようなふりでした。

初めの出し物は、有名な一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)です。
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配役は、駒形茂兵衛  中村勘太郎
      波一里儀十  市川男女蔵
      船印彫師辰三郎  尾上松 也
      堀下根吉  中村亀 鶴
      お蔦  市川亀治郎
市川亀治郎さん
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中村勘太郎さん
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『一本刀土俵入』は、昭和初期に初演された作品で、力士になり損なった駒形茂兵衛と、酌婦のお蔦の心の交流を主題にして描いています。
なかでも茂兵衛がやくざ者の波一里儀十と堀下根吉らを追い払い、お蔦とその夫の船印彫師辰三郎を見送る幕切れは、『しがない姿の横綱の土俵入りでござんす。』の名台詞と共に涙を誘う名場面として知られています。
最近結婚問題でTVを騒がしている貫太郎さんの声は、お父さんの勘三郎さんそっくりで驚きました。

休憩時間に二階に行きました。
そこには、森光子さんからの花が飾られていました。
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次の出し物は、お正月らしい華やかな『京鹿子娘道成寺』(きょうかのこむすめどうじょうじ)です。
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女方の舞踊の大曲です。
白拍子花子が次々と披露していく踊りが見どころの華やかな作品です。
そして所化たちの洒脱な踊りが、艶やかな花子の踊りを一層際立てます。
配役は白拍子花子  中村七之助
         所化  市川亀治郎
         所化  尾上松 也
七之助さんの踊は艶やかで、綺麗な女形でした。
三味線、鼓、笛の音に心和む一時でした。

終演後、何か食べようと言う事で浅草の街に出かける。
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昨年の若手とは、違った6人衆でした。
女方も若いから白粉の乗りも良く、皆綺麗です。
今後の活躍が楽しみです。