Olaf's Daiary In HILO (‘08/10/7 ボルケーノ・ツアー)

今日は現在噴火活動が盛んなキラウエア火山のツアーに参加した。
観光案内にある赤く燃える溶岩流が見られるか?
期待のツアー。


コナから行くよりヒロからの方がハワイ火山国立公園は近く、赤々と燃える夜の溶岩流を見る事が出来るのではという思いからコナではマウナケアのサンセットツアーだけにしておいた。
‘05年の5月にコナからこのツアーに参加したが、溶岩ハイクは昼間だった。

http://olaf-mama.at.webry.info/200705/article_32.html

今回はヒロに本拠を持つマイカイオハナツアーズのツアーに参加する。

http://www.maikaiohana.com/info/staff.html

昼にヒロ・シーサイド・ホテルにピックアップに来てもらう。
今回のツアーは他の参加者はいない。OLAF達だけ。
『お二人だけなのでお二人の行きたい所に行きましょう。』とは、ありがたい言葉。
ヒロのダウンタウンを散策後、11号線を南に下りハワイ火山国立公園に到着する。
公園に近づくこの頃から噴煙が見え始める。
コナで痛めつけられたVOG(ボルケーノガス)がモクモクと吹きあがっている。
ジャガーミュージアムへ到着する。
このミュージアムはジャガーさんという火山学者の名前から付けられている。
ここからキラウエア・カルデラが一望できる。
前回は静かだったハレマウマウ火口から噴煙が吹きあがっている。
自然の脅威を感じさせられる。
噴火活動の盛んになる前はカルデラの周りを一周できたが今は進入禁止になっていてカルデラに近づけない。
風向きによってこちらへ噴煙が流れれば、この場所さえ立ち入り禁止になるそうだ。
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噴煙を背景にツアーコンダクターのビッグジンこと大高 仁さん、道上 岳史さんとパチリ。
ビッグジンさんというだけあって2m弱の大型ガイドさんだ。
(純粋日本人だがハワイで育っちゃたとか。)
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ミュージアムの中にはキラウエア火山に関する展示、説明がしてある。
サンプルで興味深かったのはこの三点。
溶岩には2種類ある。ドロドロ状の物と岩石のような溶岩。
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ペレの涙といわれるガラス質が細かく粒場で固まったもの。
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ペレの髪の毛と呼ばれるガラス質が繊維状になったもの。
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火山の活動を把握するために置かれている地震計が細かく動いていた。
人間には感じないが小さい火山性地震が頻発していることがよく分かる。
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ミュージアムの庭にハワイの固有種オヒア・レフアの木が植わっていた。
この木は火山の神様ペレにより花と木にさせられた男女の悲しい話が有名だ。
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次はスチームベントを見に行く。
地球の割れ目から水蒸気が噴きあがっている。
誰がするのか、コインが投げ込まれていた。
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この辺りは乾燥した草原のようになっていて、野生のランの花が咲いていた。
可憐なランが野生で自生するとは驚き。
育てるのが難しいといわれるランだが、環境条件さえ合えば自生するのだ。
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次はラバチューブ(溶岩トンネル)の体験。
「江原啓之が幸運を呼ぶ癒しのスピリチュアル」として紹介し有名になった所だ。
熱くてドロドロした溶岩が流れる時に、その外側だけが冷えて固まり始める。
この固まった外側がチューブの壁の部分になり、中の熱いドロドロ溶岩が全部流れ去ることによって形成される。
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前回このトンネル見物は雨の中で、下ばかり見て歩いていたのを覚えている。
本日はゆっくり回りを見ながらのトレッキングとなった。
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この周囲は先ほどのスチームベントの周辺と違いジャングルの様な景色となっている。
ほんのちょっとの距離でこんなにも景色、環境が変わってしまうハワイ島の不思議を感じる。
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次はイキ火口を見る。
大きなクレーターとなっていて高さ100m以上の崖に囲まれている。
良く見ると人がトレッキングをしているのが見える。
コメ粒より小さく見える。
崖を降りてしまえば後は平らな地面が続いているという。
4km以上のトレッキングだということだ。
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夕日も落ち始める頃、本日のハイライト溶岩が海岸に流れ込んで真っ赤に燃えているカラパナ溶岩ハイクがある。
道が溶岩でせき止められ、その上に簡易な道が作られている。
その入り口まで来たとき、『本日溶岩は流れていません。』の立て看板。
ペレの気まぐれか?
ビッグ・ジンさんによれば、『今朝は流れているという情報だった。』との事。
自然には逆らうことができないので仕方なく、溶岩台地を見て昼間見たマウマウア火口に行くこととする。
1990年に流れた溶岩が固まった真っ黒な溶岩台地に立つともうシダとかオヒア・レフアの木が生えていた。
これも自然の力に驚かされる。
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さらに驚いたのはこの地に昔の地主が家を建てて住み始めているのが散見される。
電気も排水も何もない。
夜など真っ暗に違いない。
どんな人が住んでいるのだろう?
人嫌い?
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溶岩台地の見物もそこそこに昼間来たハレマウマウ火口に取って返す。
予定変更でこちらに来る車が数多くいる。
見えた。
見えました。
昼間と同じ様に噴煙が噴きあがっているのでしょう。
その火口下200mにマグマが溜まっていてその燃える赤が噴煙を真っ赤にしていた。
昼間と違い真っ赤な噴煙を見る事が出来た。
それも、分単位で赤が強くなったり弱くなったりする。
地球が呼吸をしているようだ。
大感動。
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今日は一日中ハワイ晴れ。
ヒロ特有のシャワーも無かった。
残念ながら溶岩が真っ赤に燃えながら海に落ちていく姿は見られなかったが、真っ赤な火口を見る事が出来た。
火山の女神ペレさんとマイカイ・オハナ・ツアーさんに感謝。