OLAF’S Diary in 京都(’08/08/10 六道まいりと五条坂陶器市)

OLAFは六道まいり五条坂陶器市を見に行きました。
六道珍皇寺  (ろくどうちんのうじ)は『第33回京の夏の旅:京の異界伝説をたずねて』の観光バスに乗った時に行ったお寺です。

http://olaf-mama.at.webry.info/200807/article_36.html

京の盆の始まりはこの寺の迎えの鐘からと言われています。
昔、この寺が鳥辺野の葬場の入り口にあったことから、ここが、現世と冥界の接点つまり「六道の辻」と考えられ、今昔物語にもでてくる当寺の寺宝の梵鐘の迎え鐘によって精霊がこの世によみがえってくると信じらています。


横断幕が掛かっていました。
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参道にお盆関係の品物を売っている露店が沢山でていました。
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六道珍皇寺の門前です。
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境内では花屋さんが高野槇の切り枝を売ります。
これは、平安の歌人・小野篁(たかむら)が、昼は朝廷にかよい、夜は境内の枝先をつたって井戸を通って、冥府のえんまの庁に行き来したとの伝説にによるためです。
前回は、観光客しかいませんでしたが今回は、まさに地元の人がご先祖さんを迎えに来ている状態でした。
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人々は水塔婆に亡き人の戒名を書いてもらい、お線香で清めてから槇の枝を水で濡らしてお地蔵さんの前の水盤に浸します。
また井戸のある家では、この槇の束を吊っておけば、井戸が冥土からの口となり、精霊が帰ってくるというわけです。
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地獄絵の説明が行われていました。
仏教の因果応報を説明する図で、現在の生き方が死後の世界で天国に行けるか、地獄に落ちるかを分かり易く説明している図です。
OLAFも真面目に聞いていました。
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有名な「迎え鐘」は、十万億土に届くといわれ、鐘楼のすそ部分にある小さな開口部から綱を引き、つきます。
たぐり寄せるように引くことで、精霊を迎えるというのです。
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東に清水寺の山青く、西に鴨川の水清い、京・五条坂は古来清水焼伝統の地であります。
そうそうたる名陶工の活躍した五条坂は、清水焼発祥の地として、現在もまた陶芸作家・窯元・卸店・小売店が軒を並べている京焼・清水焼の伝承の地であり、全国にその名を馳せております。

という事のようです。(ネットより転載)
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この五条坂の陶器まつりは遠く大正9年、「六道珍皇寺」にお精霊さんを迎えに行く人々、また大谷本廟(西大谷)へお盆の墓参りに行く人々が五条坂を賑わせていた時に、五条坂に店を構える陶器屋が登り窯で出た大下(おおげ)、要するに一級品として出せないものを陶器市として売り出したのが始まりだそです。
五条坂陶器まつりと六道珍皇寺参りとは一体の夏の風物詩となっているそうです。
混雑していました。
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前回の定期観光バスでは、説明しか聞いてなかったのですが、実際を経験して納得しました。
京都の人々の間では、お盆・先祖・お寺が日常の中に違和感無く溶け込んでいる実際を実感しました。
地元の人が水塔婆に亡き人の戒名を書いてもらい、お線香で清めてから槇の枝を水で濡らしてお地蔵さんの前の水盤に浸している様子は、関東ではまるで縁の無いものでした。
五山の送り火まで先祖を迎え、感謝する日々が続くのでしょう。
祇園祭の後のお盆の京都を実感します。
猛暑が続いていますが、楽しみます。