我が家のOLAF

アクセスカウンタ

zoom RSS OLAFの新春浅草歌舞伎見物 (’13年1月16日 浅草公会堂)

<<   作成日時 : 2013/01/17 14:23   >>

トラックバック 0 / コメント 0

今年は日本でお正月を過ごしたので、新春浅草歌舞伎を見物に行った。
これは若手歌舞伎役者が大看板の大役をこなすのでなかなか面白い。
今までも何回か見に行った。
(過去の新春浅草歌舞伎の記録)
http://olaf-mama.at.webry.info/201101/article_5.html
http://olaf-mama.at.webry.info/201001/article_5.html
http://olaf-mama.at.webry.info/200901/article_14.html
http://olaf-mama.at.webry.info/200801/article_13.html
今年は昨日の大雪が残っている中の歌舞伎見物だ。
昨日では無くて良かった。


仲見世には何時もの看板。
東京スカイツリー効果か仲見世は混雑している。
画像

画像

東京スカイツリーが浅草寺の山門の屋根越しに綺麗だ。
画像

浅草公会堂が会場だ。
幟が立って雰囲気を盛り上げている。
画像

画像

歩道に置いてあった植木鉢には昨日の雪が残っている。
画像

入場する。
お弁当とお酒を購入する。
画像

画像

席に着く。
画像


画像


最初は、「お年玉」と言う事で歌舞伎役者さんの「年始ご挨拶」だ。
日によって変わるらしいが今日は”片岡愛之助”さんだ。
歌舞伎役者さんが普通の語りでしゃべるのでなかなか面白い。
画像


初めの出し物は、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)。
配役は           工藤祐経  市川海老蔵
                曽我五郎  尾上松 也
                曽我十郎  中村壱太郎
              近江小藤太  中村種之助
                八幡三郎  中村隼 人
              化粧坂少将  中村梅 丸
                大磯の虎  中村米 吉
              小林妹舞鶴  坂東新 悟
            鬼王新左衛門  中村亀 鶴

画像


鎌倉時代の曽我兄弟(そがきょうだい)による敵討ちに取材した作品で、通称『曽我の対面(そがのたいめん)』、または単に『対面(たいめん)』とよばれています。
父を工藤祐経(くどうすけつね)に討たれた曽我十郎(そがのじゅうろう)・五郎(ごろう)の兄弟は、正月に工藤の館を訪ねます。
兄弟は、小林朝比奈(こばやしあさひな)の計らいによって、敵(かたき)の工藤と対面します。盃を受けた五郎は、「親の敵」と工藤に詰め寄りますが、兄の十郎は「粗相のないように」とたしなめます。
工藤は、富士の裾野で行なわれる狩りの総奉行職を勤めた後で、兄弟に討たれることを約束し、年玉代わりに狩場の切手[通行手形]を渡します。
江戸歌舞伎では初春に上演することが吉例となっていた曽我兄弟の仇討物語の人気の場面です。

(ネットより転載)

画像


画像


画像


幕間は30分。

急いで飲みながら食べる。
画像


表を眺めると雪が残っている。
画像

鼠小僧も寒そう。
画像

役者さんに送られた花。
画像


画像


最後の出し物は

極付 幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)
  「公平法問諍」(きんぴらほうもんあらそい)

              幡随院長兵衛  市川海老蔵
            水野十郎左衛門  片岡愛之助
              唐犬権兵衛  中村亀 鶴
                出尻清兵衛  尾上松 也
                 極楽十三  中村壱太郎
                 雷重五郎  中村種之助
                 神田弥吉  中村米 吉
                 小仏小平  中村隼 人
                御台柏の前  坂東新 悟
              伊予守頼義  上村吉 弥
                 坂田公平  片岡市 蔵
                近藤登之助  市川右之助
                 女房お時  片岡孝太郎

画像


河竹黙阿弥作の『極付幡随長兵衛』は、俠客の元祖といわれる長兵衛のダンディズムが心揺さぶる名作です。
敵する水野との息詰まる応酬、妻子を思う切なさ、湯殿での立廻りなど見どころもたっぷりに、町奴と旗本奴の争いをいきいきと舞台に写します。

「極(きわめ)」というのは、鑑定書のことです。
「極札(きわめふだ)」「極書(きわめがき)」というように使います。
日本刀なんかに付いています。
本物、かつ、最高級ですよ、みたいな意味です。
この作品は、明治に入って作られたこともあってかなり史実に即した内容です。
「最も本当の長兵衛像に近い」、という意味で、また、「もっとも作品としての完成度が高い」という意味も含めて、 この作品には極付(きわめつき)」の二字が付いています。

冒頭に「公平法問諍」きんぴらほうもんあらそい という劇中劇が付きますよ。これが大変おもしろいです。

・主人公
坂田公平(さかた きんぴら)。 平安時代を舞台にした伝説の勇士です。強いぞ。
キャラクターとしては武闘派であんまりアタマ使わないかんじに描かれます。
江戸荒事の原型してご覧下さい。
坂田金平について詳しく書くと話がずれるので、いちばん下に書いておきますよ。
・坂田公平の主君=源頼光(みなもとの よりみつ)。
頼光は平安時代に実在した武将です。家来の四天王をひきつれての「大江山の鬼退治」で有名です。
江戸時代の歴史観では、「源頼光」は、征夷大将軍 源頼朝の(直接ではないのですが)先祖にあたることもあって、彼も、「将軍様」のような存在だったように思われていました。
じっさいは全然違うのですが。
そういうわけで、この劇中劇に出てくる「源頼光」は、「すごくえらい人」という設定です。
歌舞伎にはときどき「頼光」が出てくるのですが、江戸時代のこの誤解を覚えておくと、設定上の混乱が少なくなるかもしれません。

頼光が、息子の加茂義綱(かもの よしつな)を出家させようとします。
当時は自ら出家したり、息子を出家させたりして、同時に寺に多額の寄付をするのが後生のためだ、みたいなかんじで流行っていたのです。出家を勧める口のうまい坊さんがたくさんいました。
比叡、三井あたりのお寺が強大な財力と武力(訓練された侍をそのまま出家させたので)を持つに至った経過が感じ取れます。
もちろん市民を仏教に帰依させまくった彼らが、仏教の布教や市井の倫理観の向上に果たした役割は計り知れないのですが、それはお寺の財力や兵力にもプラスだった、という側面もあったということです。
で、家来の坂田公平(さかた きんぴら)が、だいじな坊ちゃんを出家なんてさせてたまるか、というわけで、
(金目当てで)出家を勧めるナマグサ坊主の慢容上人(まんようしょうにん)相手に、仏教や出家の根本的意義について問答を開始です。
ていうか力ずくです。
おもしろいです。
というお芝居です。
これを楽しく見ていると、
急に客席で騒ぎがおきてお芝居にジャマが入ります。
という基本設定です。

本編は
・長兵衛、子分たちが止めるけど「それじゃあ男が立たねえ、生きていてももう「頭」の仕事は勤まらねえから意味がない」と行ってでかける
・奥さんに、「貧乏暮らしでも、息子はカタギの行き方をさせるように」と言い置く。
・団十郎型は裃、初代吉右衛門型は羽織袴で出かけます。セリフに「羽織」とあるので羽織が自然です。もと武士とはいえ町人だし。
・長兵衛、座敷で水野とその仲間に挨拶、
・長兵衛がもと武士だということが話題になり、剣術の手合わせを望まれる、
・剣術の試合にかこつけて長兵衛をボコらせようとした水野だが、長兵衛は強いので難なくクリア
・水野の家来が長兵衛に酒をつぐフリをしてこぼす。
・服が乾くまでの間ひと風呂どうぞ、とムリに勧めて長兵衛を風呂に入らせる。
・裸(湯襦袢)で無防備な長兵衛を大勢で襲わせて、殺す。
・長兵衛、タンカを切って死ぬ。
と言った内容です。

(ネットより転載)

画像


画像



久し振りに歌舞伎を見たが、中々面白かった。
でもやっぱり能、狂言が私にはあっているように思える。

雪の浅草で歌舞伎。
一年に一度ぐらいは良い物だ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

OLAFの新春浅草歌舞伎見物 (’13年1月16日 浅草公会堂)  我が家のOLAF/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる