我が家のOLAF

アクセスカウンタ

zoom RSS OLAFの能楽鑑賞 (’11年12月10日 普及公演 狂言:横座 能:高砂)

<<   作成日時 : 2011/12/17 01:03   >>

トラックバック 0 / コメント 0

今年最後になる能楽鑑賞に行ってきた。
普及公演の狂言:横座 能:高砂だ。
高砂は、最近では聞くこともなくなったが、落語などで良く語られる結婚披露宴の定番の一つである『高砂や、この浦舟に帆を上げて、この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で潮の、波の淡路の島影や、遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住吉(すみのえ)に着きにけり、はや住吉に着きにけり』の唄が有名で是非見てみたかった能の一つであった。


普及公演は土曜日の昼間なので、早昼食を終えてJRで千駄ヶ谷まで。
何時ものように解説があった後早速 狂言:横座が始まる。

粗筋は、耕作人が目利きをしてもらおうと牛博労の所に引いてきた牛は、牛博労の盗まれたものであった。
牛博労は、「横座」と呼べば返事をするから、自分のものだとわかると言う。
耕作人は、もし答えなければ、牛を返さないだけでなく、牛博労を自分の被官(ひかん:家来)にするという条件で、三声まで呼ばせることにする。
二声呼んでも牛は答えない。
牛博労が、絵に描いた牛でさえ懸命の祈りに応えて鳴いたという故事を牛に語って聞かせた後、もう一声呼ぶと、牛は「モゥ」と鳴く。

牛に扮した登場人物。
大変そう。
また、牛の面もとぼけていて面白い。
画像

画像

(ネットより転載)

休憩時間に中庭に出てみる。
今年の紅葉は変だ?
まだ黄色いイチョウや赤いモミジに青い葉が残っている。
京都へ行った時もそうであったが、暖かい日が続き紅葉になりきれなかったようだ。
残念な紅葉の季節だった。
画像

画像

画像


次はお待ちかねの能:高砂だ。

粗筋は、肥後国(熊本県)、阿蘇宮の神主・友成は、従者を連れて都見物の旅に出ます。
途中、播州高砂に立ち寄り、浦の美しい景色を眺めていると、そこへ竹の杷(熊手)を持った老翁と杉箒を持った老婆がやって来て、松の木陰を掃き清めます。
友成は、有名な高砂の松はどれなのか、また、高砂の松と住吉の松とは遠く離れているのに、なぜ相生の松と呼ばれているのかと、尋ねます。
老翁は、この松こそ高砂の松だと答え、たとえ遠く離れていても夫婦のなかは心が通うものだ、現にこの姥はここ高砂の者、私は住吉の者だと言います。
そして、老夫婦は、相生の松が万葉古今で歌枕に詠まれていることなど、さまざまな故事をひいて松のめでたさを語ります。
やがてわれわれは、実は相生の松の精であることをあかし、住吉でお待ちしていると、小舟に乗って沖の方へ消えてゆきます。

画像

画像

画像


友成は、土地の者に、再び相生の松のことを尋ね、先程の老夫婦の話をします。
すると、それは奇特なことだから、早速自分の新造の舟の乗って住吉へ行くことを勧められます。
そこで、友成たちも高砂の浦から舟で住吉へ急ぎます。
住吉へ着くと、残雪が月光に映える頃、住吉明神が出現し、千秋万歳を祝って颯爽と舞います。

画像

画像

(ネットより転載)

<神舞>
有難の影向や。
有難の影向や。
月すみよしの神あそびみかげを拝むあらたさよ。
げにさまざまの舞びめの。
声もすむなり住の江の。
松かげもうつるなる、青海波とはこれやらん。
神と君との道すぐに。
都の春にゆくべくは。
それぞ還城楽の舞。
さて萬才の。
小忌ころも。
指すかいなには。
あくまを拂い。
おさむる手には。
壽福をいだき。
千秋楽は民をなで。
万才楽には命をのぶ。
相生のまつ風。
さっさっの声ぞたのしむさっさっの声ぞ樂しむ。

相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、人世を言祝ぐ大変めでたい能であった。


1月〜3月入るまでは海外旅行のため、日本で能を見ることは出来ない。
3月にまた見に来ることが出来るだろう。
楽しみにしよう!

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

OLAFの能楽鑑賞 (’11年12月10日 普及公演 狂言:横座 能:高砂)  我が家のOLAF/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる