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zoom RSS OLAFの文楽鑑賞 (’11年9月12日 国立劇場開場45周年記念 文楽公演)

<<   作成日時 : 2011/09/14 07:06   >>

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国立劇場開場45周年記念の9月文楽公演が行われる。
今まで文楽は京都へ行った時に、祇園花見小路にあるギオンコーナーで伝統芸能を鑑賞するコーナーで一度見たことがある。
(ブログ)
http://olaf-mama.at.webry.info/200908/article_15.html
人形浄瑠璃文楽は大阪で生まれ、大阪の庶民に育まれてきた伝統芸能だ。
従って国立文楽劇場は大阪にあり東京では文楽を見られるチャンスが少ない。
こんなチャンスはそう無いだろうと言うことで文楽公演が行われる国立小劇場へ出かけた。
演目は
<第一部>
@天下泰平 国土安穏 寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)
A伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)  御殿の段
B近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)  堀川猿廻しの段
楽しみだ!


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今日は残暑で凄く暑い日だ。
10時半開演と言うことで初めて行く小劇場なので10時には着くように早めに出かける。

45周年の幟が立っている。
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小劇場へ曲がっていく壁に文楽の絵が書かれ、雰囲気を盛り上げている。
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小劇場は大劇場と並んでいる。
入場券を引き取って早速入場する。
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ロビーはやはり狭い。
かなり混雑していた。
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中に入って席を探す。
9列目で見やすい席だった。
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大夫と三味線弾きが座る「床」(ゆか)が客席にせり出しており、文楽独特の舞台だ。
開演10分前頃に黒子が出てきて演台の位置直しや、座布団整理、三味線の配置直しなど行った。
始めて見るこの風景は「これが文楽の舞台なのだ!」と妙に興奮させられる。
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最初の演目”天下泰平 国土安穏 寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)”が始まる。
この寿式三番叟は、能の「翁」を義太夫に移したもので、天下泰平、五穀豊穣を祈願するご祝儀曲です。

ソナエで始まり、面箱を捧げ持った千歳が登場します。
その後、翁、三番叟が登場します。
千歳の舞が終わると、翁が神格を得るための面を付け、長久円満、息災延命を祈願し舞い終わると面をはずし退場します。「翁送り」

その後、三番叟の賑やかな連れ舞いになります。「揉みの段」

やがて千歳から鈴を渡れ、猿楽を所望された三番叟が鈴を鳴らしながら子孫繁栄、五穀豊穣を願い舞い始めます。「鈴の段」

三番叟が種を蒔く仕草をしながら踊る「種蒔き」

次第に種を蒔く速度があがり、疲れてしまいますが、何とか持ち直し元気に舞い納めます。

(ここに掲載してある文楽関係の写真はネットからの転載です。)
12人の大夫と三味線弾きが並び、始まりました。
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こんな雰囲気でした。
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休憩の後、次の演目”伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)  御殿の段”が始まります。
床は先程の12人から2人と短くなり、両端に灯りがともりました。
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本作の題材となった伊達騒動は、万治・寛文年間、1660年から1671年にかけて仙台伊達家に起こった紛争をいう。

仙台伊達家の第三代藩主・伊達綱宗は吉原の高尾太夫に魂を奪われ、廓での遊蕩にふけり、隠居させられる。
これらはお家乗っ取りをたくらむ家老原田甲斐と黒幕である伊達兵部ら一味の仕掛けによるものだった。
甲斐一味は綱宗の後を継いだ亀千代(四代藩主・伊達綱村)の毒殺を図るが、忠臣たちによって防がれる。
忠臣の筆頭である伊達安芸は兵部・甲斐らの悪行を幕府に訴える。
酒井雅楽頭邸での審理で、兵部と通じる雅楽頭は兵部・甲斐側に加担するが、清廉な板倉内膳正の裁断により安芸側が勝利。
もはやこれまでと抜刀した甲斐は安芸を斬るが自らも討たれ、伊達家に平和が戻る。

御殿の場は
政岡の息子千松(せんまつ)は、鶴千代を守るようにという母の日ごろの教えを守り、弾正一派の栄御前(さかえごぜん)が持参した、不審な菓子を真っ先に口にします。
この菓子には、鶴千代を殺すための毒が仕込まれており、それを知られたくない八汐は、政岡の目の前でとっさに千松を刺し殺します。
しかし政岡は、鶴千代を懐に抱いて守りながら動揺をまったく見せません。
政岡は、人々が去り1人になったとき初めて、千松を失った悲しみを露にします。
政岡が「でかしゃった」と千松の忠義を褒めるこの場面は、「クドキ」とよばれる「竹本(たけもと)」の聞かせどころであり、三味線に合わせて音楽的なせりふ回しとしぐさで心情を表現する見せどころです。
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二つ目の演目が終わると25分の食事休憩でした。
お弁当売り場です。
皆さん既に購入済らしく空いていました。
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お土産売り場です。
歌舞伎座、新橋演舞場、大劇場等とどこも変わりません。
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緞帳の紹介です。
3種類ありました。
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最後の演目は”近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)  堀川猿廻しの段”です。
“最近の河原での喧嘩騒動”と言った意味の外題を持つこの作品は、京都は鴨川四条河原での喧嘩・殺人騒動と、聖護院辺りでの心中事件、それに貧しいながら母親に孝行を尽くしてお褒めに預かった猿回しの話、等の実話を元に構想されたものの様です。

”堀川猿回しの段。”の粗筋は

舞台は堀川辺りのお俊の貧しい実家。
兄の与次郎は猿回しで貧しいその日暮し、盲目の母は近所の子供に音曲の手ほどき。
其処へお俊が戻されて来る、家の二人は“殺人犯”の伝兵衛が乗り込んで来るかも知れないと、疑心暗鬼の右往左往。
奥からお俊を呼び出して、伝兵衛へ“絶縁状”を書けと迫ります。
お俊は、既に死を覚悟しており、求めに応じて書きます。
実は、母は盲目で与次郎は無筆、ですから絶縁状と言って実は二人宛の「書置き」を書くのです。
これで伝兵衛が来たらこの手紙を突きつけて帰って貰えると、二人は安心して床に就きます。
真夜中、その伝兵衛が尋ねて来ます。
与次郎が真っ暗闇の中で慌ててお俊を外に締め出し伝兵衛を家に入れて仕舞います。
行灯に火を入れて驚嘆、早速件の“絶縁状”を突きつけます。
伝兵衛が読むと書き置き、驚いて家にお俊を入れます。伝兵衛は「気持ちは全く有難いがむしろ生きて俺の菩提を弔って呉れ」と諭します。
お俊は「今更それは無いでしょう、そんな事を仰るなら此処で一人で死にます」とカミソリを手にします。
このお俊の誠に他の全員が打たれ、夫々に自分勝手を言った事を悟り、伝兵衛は心中の決意をします。
母はそれと知った上で二人を送り出します。
与次郎は、猿を舞わせて曽根崎のお初徳兵衛の婚礼の場を演出し、せめて二人の門出を賑やかにします。
二人は、与次郎の考えた猿回しの姿をして、家を後に出て行きます、後を母と与次郎が見送ります。

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最後に出てきた猿は可愛かった。
三人遣いの人形では勿論無く、所謂“手人形(ハンドパペット)”でした。
手袋に顔や手を付けて衣装を着せたみたいな人形で、片手に嵌めて使います。
この小さな人形を二体、一人で操ります。
語りに合わせ、三味線に合わせ、二匹同じ動作をしたり、夫々そっぽを向いたりと、大忙しに見えました。

始めてじっくり見た文楽。
なんとなく馴染めなかった。

語りも一人の人間国宝が行うが、誰の喋りをしているのか今ひとつ判りずらかった。

120cm程度の人形を3人がかりで動かすのだが何故人形なのか?必然性は?
と言う感じだ。

これだったら歌舞伎の方が疲れないで見られる。

初めて能を見たときは感動したが、それとはまるで違う印象だ。
もうこれで見納めかな?

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