我が家のOLAF

アクセスカウンタ

zoom RSS OLAF in 青もみじの京都 (’11年5月20日 青もみじの桂離宮A)

<<   作成日時 : 2011/05/22 03:35   >>

トラックバック 0 / コメント 0

(前ブログからの続き。)

”松琴亭”を見終わった。
広々とした開放的な雰囲気の茶屋であった。
事細かな細工が施され、風流の粋を集めた茶屋。

ここから、池を見ながらの周りを次の茶屋”賞花亭”へ歩いて行く。
色々な角度から池を望むが何処から見ても隙の無い美しさとなっている。
池の雰囲気もその角度によって変わってくるのは見事だ。

(宮内庁HPより転載)
画像


土橋という橋で、丸太の上に板をのせ、その板を両脇の土で固定して作ってある。
画像

画像

画像

小高い岡の上に立っている峠茶屋風の建物が”賞花亭(しょうかてい)”だ。
園内で最も高い場所にあり、かやぶき屋根に皮付きの柱を用いている。
南側の竹の連子窓を通してみる景色は、深山幽邃の趣を備えている。
(宮内庁パンフレットより)
画像

画像

此処の蹲も変わった恰好をしている。
画像

次は”園林堂”です。
今までの茶室とは、一風変わった建物です。
本瓦ぶき宝形造り屋根の持仏堂。
丸みを帯びた屋根は不思議な雰囲気を醸し出しています。
今は安置されるものはなく建物だけが残っている。
離宮全体の雰囲気と異質な建物。
正面の額は後水尾上皇の筆である。(宮内庁パンフレットより)
画像

画像

次は”笑意軒”です。
橋を渡り、園内をさらに進んでいくと、3番目の茶室に到着します。
丸い窓が特徴のある笑意軒です。
茶色の土壁が目に優しく、美しさを引き立てています。

この丸い窓は、全てわざと違う大きさで作られていて、格子に使われている枝も違った組み合わせで演出されています。
こんな細かいところへの拘りに凄さを感じます。
画像

田舎風でかやぶきのひさしをつけた間口の長い建物である。
6つの丸い下地窓は、下地の組み合わせを違えてあり格子の材質にも木や竹を使って微妙に変化をつけてある。
天井は一つのつながりを持っており、室内を広く見せる工夫がこらしてある。
(宮内庁パンフレットより)
画像

ここのふすまの引き手がまた印象的です。
四角い窓がある部屋はビワ型の引き手が付いていました。

この窓の下の壁は、補修跡です。
もとは当時としては珍しかったビロードという布でできた格子模様だったのですが(一部残ってますね)補修に金箔を塗ったそうです。
どうして同じビロードで直さなかったのでしょうね。
どんな計算があったのでしょう。
画像

画像

こちら側のふすまの引き手は弓矢の矢の形をしてました。
不思議な引き手です。
画像

此処の蹲も独特です。
茶屋によって総て変えてあります。
石の形が良いですネ。
画像

今は内部は見学できない古書院、中書院、新御殿へ来ました。
いずれも入母屋造、柿葺(こけらぶき)で、書院造を基調としているが、古書院の縁側などには数寄屋風の要素も見られる。
古書院縁側からさらに張り出した竹簀子(すのこ)のベランダ状のスペースは「月見台」と称され、桂離宮の主要テーマが観月にあることを示している。
画像

画像

画像

”月見台”の所の屋根に飾りが付けられている。
これは、入母屋破風(いりもやはふ)と言って、入母屋屋根に作られている破風。
そこにつけられている破風板や切懸魚(きりげぎょ)。
画像

この懸魚に関し説明が休憩室に展示されていた。
板の中央付近に六葉(ろくよう)と呼ばれる花形の彫刻がなされ、修復の時に金箔を使って直したそうだ。
修復にあたった職人さんの見えない所の苦労を感じさせられる。
画像

最後の建物、茶屋の4棟目”月波桜”へ来ました。
古書院に近い池の高みに立つ茶亭で、広い土間が開放的な建物である。
月を眺めるのに良い位置にあり、月波桜という風流な名前の建物となっている。
(宮内庁パンフレットより)
画像

月波桜からみた、湖越しの松琴亭です。
風情のある佇まいがよりいっそう引き立っていますね。
画像

画像

縁側での茶席が設けられています。
画像

ここで、竹で出来たトヨに気が付きました。
金属で無くて木風。
流ですネ。
画像

画像

黒文字垣と言うのだそうで、お菓子を食べる時に使う黒楊枝の木でできた垣根。
これも見事な垣根であった。
垣根だけでも3つの種類が使い分けられている。
ほんとに隙の無い作りだ。
画像


この庭園は、池を中心に回廊式庭園であるが、何処から見ても全てが見渡せないように工夫がされているのだそうだ。
更には、説明人が言っていたが「目の錯覚を利用した、日本庭園。」の真骨頂が随所にちりばめられている。
奥行きを強調したり、また広がりがあるように見せたりするために、回廊の道も同じ道幅ではなく、微妙に広いほうと狭い方があるように作ってあったり、道の方向も真っ直ぐには作ってなく、どちらかに曲がって作られていたりしている。
遠近法の応用で庭を大きく(遠くに)見せる工夫がされている。

歩き疲れたのではなく精神的に疲れる庭だ。
もう少し無駄があったり、遊びがあっても良いのでは・・・

「紅葉の頃が最高に綺麗だ。」と言われている様だが、青もみじの今こそが最高に綺麗ではないのかナ〜〜〜〜。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

OLAF in 青もみじの京都 (’11年5月20日 青もみじの桂離宮A) 我が家のOLAF/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる