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zoom RSS OLAFの能楽鑑賞(’11年4月9日狂言:鎌腹 能:藤)

<<   作成日時 : 2011/04/11 02:10   >>

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久し振りに、国立能楽堂へ能を見に行った。
4月の普及公演。
狂言は「鎌腹」(大蔵流)、能は「藤(ふじ)」(金剛流)だ。
普及公演は解説・能楽あんないが行われる。
今回は馬場あき子(歌人)と言う人だ。


公演はPM1時から。
あいにくの雨で、傘をさしての外出となった。
桜見物のために京都滞在を伸ばしても雨だったろう。
帰ってきて正解だった。

千駄ヶ谷の駅から能楽堂へ。
途中、桜が満開になっている木の下を通る。
良いもんだな〜〜〜〜。
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能楽堂の庭にも桜の木があった。
此処も満開だ。
日本の春は美しいナ〜〜〜〜〜。
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能楽堂の中に入るが何時もより暗い。
やはり、節電をしているようだ。
これで良いのだ。
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プログラム売り場も暗いようだ。
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今回は脇正面の席を取ってあった。
何時もは中正面なので少しは見やすいか?
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プログラムを購入。
次回見に来る予定の定例公演の内容も載っている。
歌舞伎と違って便利だ。
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歌人の馬場あき子さんが登場。
解説が始まる。
「この藤という能は公演が珍しいものの一つです。・・・・・・」
歌人らしい説明が続く。
今まで見た能と違いストーリーがほとんど無いようだ。
舞の美しさを楽しむとの事だ?????

初めは狂言の鎌腹(かまばら)だ。
筋は、
”家の仕事を全くせず、外泊ばかりする夫に怒りが爆発した妻は、鎌を振り上げて夫を追いかけているところでした。
そこに仲裁人がやってきてなんとかおさめ、鎌を持たせて太郎を山仕事へ向かわせます。
妻に殺されるくらいなら自殺してやろうと考えた太郎は、鎌を使ったいろいろな死に方を試みますが日頃の臆病が出てなかなか死ぬことができません。
そこに夫が自殺しようとしているとの噂を聞いた妻がやってきて、何とか自殺を思い止らせようとするので、太郎はそれなら代わりに自殺してくれと妻に言うのでまた妻の怒りが爆発して太郎は逃げていくのでした。”
と言うもので分かり易く面白いものでした。

痛くないように鎌を研ぎ、いざ腹を切ろうとすると、怖くなったり、手がこわばったりして手では切れません。
この様な仕草が笑いを誘います。
木に鎌をくくりつけて走って飛びつこうとして走り出しますが、どうしても直前で怖くなって飛びつけません。
そのうち、今日は見物人がいないからと理由をつけて腹を切るのをやめてしまいます。
腹を切ろうとする前に、いちいち妻と仲裁人が行った方へ向かって、これから腹を切るからなと言うのがおかしくてたまりませんでした。

休憩時間です。
雨も上がって帰りは傘をささずに済みそうです。
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次は能 「 藤(ふじ)」です。
粗筋は、
”都の僧が善光寺に詣でる途次、越中の国(富山県)氷見の里、多胡の浦に立ち寄ります。
折しも藤の花の盛りでした。
中にも一際見事な松にまとう藤があります。
僧は古歌を思い出します。「常磐なる松の名たてに、あやなくも、かかれる藤の咲きて散るかな」と口ずさみます。
向こうから呼び掛ける女があります。この多胡の浦は藤花の名所です。
古人が藤花を讃えて多くの歌を詠み伝えているのに「松の名たてに」の歌を口ずさんで藤をいやしく云うのですかと、とがめます。
僧は不審に思い、女の身の上をたずねます。
女はこの藤の精であると名乗り、松の陰に消え失せます。
所の人が盛りの藤を見に来ます。僧は、所の人に由緒ありげなこの藤のことをたずねます。
所の人は、昔、越中の守であった大伴の家持がこの藤を賞で花のもとで酒宴を催し、歌を詠み交わしたことなどを話します。
やがて夜も更け浮かれ鳥の鳴き交わす中、僧は経を読み旅寝の床につきます。
古歌を口遊みながら藤の精がふたたび現れます。
妙法華経のお恵みによって成仏することができました。
夜もすがら、賛仏の歌舞をするために現れたのだといい、多胡の浦の美しい四季の移り変わりや、汀の松にかかる藤の花の風趣を歌い舞います。
やがて朝日山に朝の光が射し、藤の精は松の梢に消えます。”
(ネットからの転載。)

歌が分かってないと良く理解できない能でした。
ただ、舞の洗練された動きは見ていて気持ちの良いものでした。
あの狭い能舞台の上で、松に絡んだ藤の置物だけが飾ってあってゆったりした動きを眺めていると心洗われる思いです。
江戸時代に完成した能と言うことだが、徳川家の将軍などどの様な思いでこの能を眺めていたのだろう。
その時代の人達と同じものを見ているのだろうが、感じ方などまるで違うのでしょうね?

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