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zoom RSS OLAFの東京散歩 第16回 (’09年4月26日 旧岩崎邸庭園散策)

<<   作成日時 : 2009/04/27 21:33   >>

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GW開始。
良い天気だ。
今まで行った事が無い旧岩崎邸を散策する事にした。


上野不忍池に面した不忍通りを歩いていく。
そこから、森鴎外の小説「雁」の舞台になった「無縁坂」の方へ曲がる。
そこに、大きな石組みの上にレンガで出来た城壁のような塀が現れる。
これが、旧岩崎邸の敷地との堺になっている。
今盛りのツツジも咲いている。
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入り口からダラダラした坂道を上がっていく。
そこに、豪華な洋館が現れる。
その前に、袖塀がある。
そばに立っている説明文によると、門柱の真ん中には三菱の菱紋が彫られている。
この菱紋が財閥三菱のスリーダイヤマークに変化し三菱の社章にもなっていると言う。
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洋館前の庭にはピンクのチューリップが風に揺れていた。
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貰ったパンフによると、この庭園は洋館・和館・撞球室からなり、洋館部分は1896(明治29)年、三菱財閥の三代目である岩崎久彌(=ひさや 三菱創業者・岩崎彌太郎(やたろう)の長男)がイギリスの建築家ジョサイア・コンドルに設計させたものだそうだ。
建築家コンドルは、鹿鳴館やニコライ堂(御茶ノ水)、三井倶楽部(港区)などを設計し、弟子に東京駅や日本銀行を設計した辰野金吾などがいるそうだ。
洋館は岩崎家の本邸として年に一度の岩崎家の集まりや、外国からの賓客の宿泊に利用し、またパーティーに使用され、この洋館とつながる形で、岩崎家の住居である和館を配置し、こちらは、大河喜十郎を棟梁として建築されたと書いてある。
その洋館が目の前に立ちはだかる。
明治時代としてはモダンな建物と言う感じ。
全体はイギリス.ルネッサンス風。
庭園に面する入口ベランダはイスラム風。
ベランダ1階の列柱はトスカナ式、2階列柱はイオニア式だそうである。
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建物の内部は開放されていた。
一階から二階に上る階段。
立派、モダン、荘厳。
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各部屋には暖炉がある。
暖炉のある壁は、金唐紙(きんからかみ)で飾られていた。
金唐紙は、中世ヨーロッパの王侯貴族の館で使われていた装飾革が渡来して「金唐革(きんからかわ)」と呼ばれていたそうです。
明治初頭、日本で和紙を用いて金唐革にそっくりなものを作ったのが「金唐紙」だそうです。明治時代にヨーロッパへ盛んに輸出され、日本の洋館にも使われたと言われている。
日本人の手仕事として大変な技法での壁紙だったようです。
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二階にあるベランダ。
天井も、灯りも美しい。
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唐草模様の宝石箱が飾られていた。
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洋館とつながっている和館は、書院造りを基調にしたもので、完成当時は、建坪550坪に及び、洋館をはるかにしのぐ規模を誇っていた。
しかし、南側に司法研修所の建物を造る際に大部分が取り壊されたらしい。
書院造りの広間には、橋本邦夫、狩野芳崖の日本画が残っている。
庭は、日本庭園その物であった。
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二階から見えた庭に出てみると、タンポポが咲いていて正に春が来ていた。
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大財閥三菱の庭園を歩いてみた。
すごい世界があったようだ。
上野の不忍池の辺にこんな大きな建物を構えていた。
出来た時はもっと大きかったようだ。

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